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木造は意外と狙い目 ?〜物件タイプについて

●木造=ボロとは限らない●


郊外エリアや古くからの住宅街、学生街などでたまに見かける「いかにも年代物」な木造アパート。家賃も格安ではあるものの、イメージ的に「モテ」とは正反対に属する物件だ。さすがに木造アパートはヤバいよね…と警戒する気持ちはよくわかるが、実は木造物件は意外なほどに多く存在している。
いわゆる木造アパートとは、主に木材を柱や梁、壁などに使用している物件を指すが、なにも「総木造」というわけではない。ほとんどの場合は柱などに木材を使用、壁などは軽量コンクリートなどで作られている場合が多く、また外装に手を加えれば、鉄筋コンクリートとの違いを一目で見抜くことは難しい。そもそも見た目で敬遠されるような「いかにも木造」なアパートでは借り手も少ないわけで、ほとんどの場合、ある程度リフォームされている。
また、いざ住んだ場合も、木造だからとくに不便を感じるということはない。多少は隣や上下階の物音が漏れ聞こえることもあるだろうが、それは材質にかかわらず付きまとう問題。RC造と比較すればさすがに差が出るが、軽量鉄骨のアパートやハイツと比べれば、それほど差は出ないだろう。
むしろ、リフォーム直後の木造物件は、床も畳からフローリングへ、水回りにも手を入れ給湯設備も新しめのものに変更されている場合が多く、中途半端な鉄筋素材のアパートよりもかえって住みやすい場合もある。

●築年数には要注意●


注意すべきは素材よりも築年数だろう。築5年以内の物件は、当然ながら設備も新しく、壁にも防音・断熱素材を使用しているなど住みやすさは抜群だが、その分が家賃に反映され割高になりがち。

    築6〜10年程度であれば、真新しさこそ感じられないものの、設備などに不備を感じることはないだろう。これが10年以上の物件となると、建ててからリフォームがあったか否かで大きく条件が変化する。途中でリフォームした場合、設備もリフォーム当時の最新のものに変えられているはずなので、意外と住みやすい部屋になっている場合が多いのだ。またリフォーム済みとはいえ築年数が大分経っているだけに、大家側でも設備投資分の回収が終わっており、意外な割安家賃となることもあり、狙い目の物件といえる。これがリフォームナシの場合は…冒頭でふれた「いかにもな木造アパート」となるわけだ。

    ●壁の素材が防音と直結●


    AV機器の性能にこだわっている、ターンテーブルで皿回し、ライブに向けてギターの練習。一般的な物件では、部屋で楽器等を使い爆音を鳴らして楽しむのは難しい。よほど防音設備に力を入れている物件以外では、近隣住民からの苦情が舞い込むことになる。
    とはいえ、一般的な生活音であれば、よほどのボロ物件でなければ気にする必要はない。多少の音漏れがあるのは、お隣さんもお二階さんも事情は同じ。非常識な使いかたをしない限りは、トラブルに発展することはないだろう。
    音漏れといえば、よく耳にするのが「木造物件は音が筒抜け」という話。これは本当だろうか?
    木材メインの「木造」、柱が鉄骨素材となる「(軽&重)鉄骨造」、鉄骨+コンクリート壁を使用する「鉄筋コンクリート」が存在するが、実は木造と鉄骨造の防音レベルはほぼ同じ。重要なのは壁、床、天井部分の素材であり、軽コンクリ壁か鉄筋コンクリ壁かで防音レベルはほぼ決まってしまうのだ。
    木造や鉄骨造の物件でも、リフォーム済みの物件は壁に防音材を入れている場合も多い。趣味が音楽という人は、不動産屋に「防音設備はどうか?」と探りを入れてみるのもいいだろう。

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